こんにちはDIYERのツカシン(@agri__life)です。
農業従事者の方は必見!
この記事ではGAP(ギャップ)を紹介しています。
実はGAPに取り組むことで経営改善に大きな効果がある知っていますか?
この記事を読めばGAP(ギャップ)をした方が良い理由がわかります!
この記事の内容
GAPってなに?
gapとは「良い農業の取り組み」のことであり、
·Good(良い)
·Agriculture(農業)を
·Practice(実行)する
の頭文字を取ったものです。
農産物の安全性に関することは当然として、正しい労務管理やエコな農業など、農業活動全体における取り組みのことを言います。
わかりやすく言えば
「適切な農業のやり方で生産しよう!」この取り組みの事になります。
GAPの目的は?
gapでは主に
·食品安全
·環境保護
·労働安全
·人権保護
·農業経営管理
に関して、gapが認めている基準書などをベースにしつつ、自分たちの農場にとってベストなルールを設定します。
「このルールにする理由はなにか」という意識を強く持ちながらルールを決めることが重要です。そのためgapをすることで良い「気づき」が多くなり、思考能力が高まります。
日常に潜むリスクを見つけ出し、正しく対処·評価することが大切と言えます。
食品安全
異物混入のリスクをゼロに近づける
貯蔵庫などに農産物を入れるときには、清潔なカバーをかぶせて異物の混入を防ぎます。また、「肥料や農薬を保管している部屋」では、梱包作業をしません(別室で行います)。さらに飛散防止加工が施された照明を使い、もしも割れたときでも破片が混入しないようにします。
農産物の汚染を防止する
一例として傷んだ野菜クズや汚れがコンテナに残っていると、それを運ぶ際に農産物が汚染されるかもしれません。ですから収穫専用の清潔なコンテナを使うことを徹底し、荷台などをあらかじめ洗っておくことが大切です。また、ゴム手袋を装着して収穫することも重要と言えます。
環境保全
二酸化炭素を削減する
農薬保管庫などの設備、トラクターなどの器具を頻繁に点検·整備して、オイル漏れや農薬漏れの有無などをはじめとする安全性を厳格に確認します。また、掲示物などを駆使して、効率の悪い、もしくは必要のないエネルギー消費をなくしていくことも大事です。
環境への負担を減らす
農産物が害虫や病気の被害を受けないようにすることは大事です。しかし、農薬利用以外の方法も取り入れることによって、農薬によって周囲が受けるダメージを少なくすることも重要と言えます。また、各種対策や予防をする際には、記録をつけて対応策について振り返り、より良い方法を採れるようにすることが大切です。
労働安全
安全な作業環境を構築·維持する
適切な保護具や衣類を準備して安全に作業します。また、「何が危険な作業に該当するのか」も漏れなく把握しておきます。応急処置や燃料保管の方法に関する講習会に参加する、機械の正しい使い方を学ぶなど、安全を維持するための知識を得て、実践します。
危険についてきちんと知らせる
危ない場所にはそれを知らせるための掲示物を設置し、近隣住民や初めて農場に来る人などでも危険を回避できるようにします。
また、農作業の安全マニュアルなどを作り、事故を防止しつつ、万が一のときでも適切に対応できるようにしておきます。
次世代につなげる農業を実現することができます。